2022.12.11
- コラム
技術士試験の合格率は約11%!部門・分野別の合格率と合格のコツ

「社内に技術士試験合格者が増えてきて、そろそろチャレンジしないといけない…..合格率はどうなの?合格のハードルは高い?」
5大国家資格の1つであり、保有しているだけでも価値の高い技術士。
周囲の後押しがあり資格取得に挑戦してみたいものの、どれくらいの人が合格できるのか気になっている方は多いでしょう。
技術士試験の2023年度の合格率は、第一次試験が39.7%、第二次試験が11.8%です。
参考:公益社団法人日本技術士会「技術士第一次試験結果」
参考:公益社団法人日本技術士会「技術士第二次試験結果一覧表」
とくに技術士試験の関門だと言われる第二次試験は過去5年間の合格率も11%台をキープしており、約10人に1人しか合格できない難易度の高い試験です。
技術士試験の合格率が低い理由は、専門性の高さと出題形式の難しさにあります。

第二次試験の平均受験回数は平均10回と言われており、合格までに時間がかかるケースも多いです
(建設部門・筆記試験の場合)。

だからこそ「技術士試験は合格率が低い」と身構えて受験を後回しにするのではなく、なぜ合格率が低いのか背景を理解して、少しでも早く正しい勉強法で合格を目指すことが大切です。
この記事では、技術士試験の合格率を部門別や年齢別など様々な角度から分析してご紹介します。
最後まで読めば技術士の合格率の傾向が理解でき、どのように試験勉強をすればいいのか分かります。
技術士試験を目指すなら「合格率」は知っておきたいポイントなので、ぜひ参考にしてみてください。
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1. 【2023年度】技術士試験の合格率は11.8%

冒頭でも触れたように、2023年度の技術士試験の合格率は、第一次試験が39.7%、第二次試験が11.8%です。
参考:公益社団法人日本技術士会「技術士第一次試験結果」
参考:公益社団法人日本技術士会「技術士第二次試験結果一覧表」
2023年度の技術士第一次試験の合格率は、39.7%です。
約2.5人に1人が、第一次試験に合格していることが分かります。
一方、第二次試験の合格率は11.8%で、約10人に1人しか合格できません。

第一次試験と比較すると約3分の1の合格率なので、第二次試験のほうが難易度が高いことが分かります。
第一次試験と第二次試験には主に下記のような違いがあるので、第二次試験のほうが難易度が高くなっているのです。
| 【第一次試験と第二次試験の主な違い】 • 第一次試験は50%以上が合格基準だが第二次試験は60%以上が合格基準になっている • 第二次試験のほうが専門的な知識や技術士としての素質が問われる • 第二次試験は筆記試験と口頭試験の2段階になっている |
また、技術士は、国内5大国家資格の1つです。
5大国家資格に含まれている公認会計士や弁理士、不動産鑑定士や、技術士と比較検討することが多い資格の合格率と比べると、同等もしくは合格率が少し高いことが分かります。
| 2023年度の各資格の合格率 | |
|---|---|
| 技術士 | 11.8% |
| 公認会計士 | 7.6% |
| 弁理士 | 6.1% |
| 不動産鑑定士 | 16.5% |
| 一級建築士 | 9.9% |
| 測量士 | 10.3% |
参考:金融庁「令和5年公認会計士試験の合格発表の概要について」
参考:特許庁「令和5年度弁理士試験の結果について」
参考:国土交通省「令和5年不動産鑑定士試験論文式試験の結果について」
参考:国土交通省「令和5年一級建築士試験「設計製図の試験」の合格者を決定~3,401人の合格者、33.2%の合格率~」
参考:国土交通省「令和5年測量士・測量士補試験の合格者を発表」
公認会計士や弁理士などの国家資格と比較すると合格率が高いですが、測量士や一級建築士などの技術系の資格と比較すると同等の合格率になっています。
2. 過去5年分からみる技術士試験の合格率はほぼ横ばい

| 技術士第二次試験の合格率 | |||
|---|---|---|---|
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 2019年 | 24,326名 | 2,819名 | 11.6% |
| 2020年 | 20,365名 | 2,423名 | 11.9% |
| 2021年 | 22,903名 | 2,659名 | 11.6% |
| 2022年 | 22,489名 | 2,632名 | 11.7% |
| 2023年 | 22,877名 | 2,690名 | 11.8% |
参考:公益社団法人日本技術士会「技術士第二次試験結果一覧表」
過去5年(2019~2023年)の技術士第試験の合格率を見ると、11%台をキープしており、ほぼ横ばいの状態です。
ちなみに1958年~2023年度までの平均合格率は、16.8%と現在より高くなっています。
この背景には、試験方法の変更があり、現在よりも試験勉強がしやすかった時期があるからだと考えられます。
また、技術士第一次試験のみの合格率は、30~50%台を上下しており、受験年度により差が出ています。
1958年~2023年度までの平均合格率は、38.9%です。
毎年の問題の傾向や受験者の勉強具合が、合格率を左右していると考えられます。

| 技術士第一次試験の合格率 | |||
|---|---|---|---|
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 2019年 | 13,266名 | 6,819名 | 51.4% |
| 2020年 | 14,594名 | 6,380名 | 43.7% |
| 2021年 | 16,977名 | 5,313名 | 31.3% |
| 2022年 | 17,225名 | 7,264名 | 42.2% |
| 2023年 | 16,631名 | 6,601名 | 39.7% |
3. 【部門別】2023年度技術士試験結果から分かる合格率の傾向

技術士資格は技術部門ごとに、合格率が変わります。
2023年度の技術部門ごとの合格率は、下記のとおりです。
| 部門 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 機械部門 | 866名 | 156名 | 18.0% |
| 船舶・海洋部門 | 15名 | 3名 | 20.0% |
| 航空・宇宙部門 | 38名 | 6名 | 15.8% |
| 電気電子部門 | 1,024名 | 94名 | 9.2% |
| 化学部門 | 129名 | 24名 | 18.6% |
| 繊維部門 | 35名 | 10名 | 28.6% |
| 金属部門 | 75名 | 14名 | 18.7% |
| 資源工学部門 | 23名 | 1名 | 4.3% |
| 建設部門 | 13,328名 | 1,303名 | 9.8% |
| 上下水道部門 | 1,425名 | 146名 | 10.2% |
| 衛生工学部門 | 443名 | 62名 | 14.0% |
| 農業部門 | 808名 | 101名 | 12.5% |
| 森林部門 | 270名 | 49名 | 18.1% |
| 水産部門 | 97名 | 12名 | 12.4% |
| 経営工学部門 | 189名 | 23名 | 12.2% |
| 情報工学部門 | 413名 | 26名 | 6.3% |
| 応用理学部門 | 575名 | 58名 | 10.1% |
| 生物工学部門 | 30名 | 6名 | 20.0% |
| 環境部門 | 413名 | 45名 | 10.9% |
| 原子力・放射線部門 | 63名 | 8名 | 12.7% |
| 総合技術監理部門 | 2,618名 | 543名 | 20.7% |
参考:公益社団法人日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」
※第二次試験の合格率です
2023年度の技術士試験では、繊維部門の合格率が28.6%と最も高いです。
一方で、資源工学部門の合格率は4.3%と、最も低くなっています。

また、受験者数の多い建設部門と電気電子部門の合格率を見ると、どちらも10%を下回っています。
10人に1人合格できるかどうかの状況なので、人気の部門とは言え合格率は低いと言えるでしょう。

4.【科目別】2023年度技術士試験結果から分かる合格率の傾向

ここでは、専門科目69科目のうち、合格率が高かった専門科目と低かった専門科目をご紹介します。
あなたが受けたい専門科目の合格率を知っておくと、試験対策がしやすくなるでしょう。
▼2023年度の69全科目の合格率は下記より確認できます。
公益社団法人日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」
4-1. 合格率が低いTOP5の科目
専門科目の中で、合格率が低い科目は下記のとおりです。
| 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 1位:電気電子部門 電気設備 | 401名 | 17名 | 4.2% |
| 2位:情報工学部門 情報システム | 189名 | 11名 | 5.8% |
| 3位:情報工学部門 ソフトウェア工学 | 121名 | 8名 | 6.6% |
| 4位:情報工学部門 コンピュータ工学 | 45名 | 3名 | 6.7% |
| 5位:情報工学部門 情報基盤 | 58名 | 4名 | 6.9% |
参考:公益社団法人日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」
※総合技術監理部門以外の技術部門の結果です
※合格率0%の科目を除きます
電気電子部門の電気設備科目と情報工学部門は、例年合格率が低い傾向があります。
専門性が高く業務以外での知識や考え方の習得が必要なものの、参考書を含めて合格するための知見が少ないところが理由だと考えられるでしょう。
4-2. 合格率が高いTOP5の科目
専門科目の中で、合格率が高い科目は下記のとおりです。
| 科目 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 1位:繊維部門 紡糸・加工糸及び紡績・製布 | 13名 | 7名 | 53.8% |
| 2位:環境部門 環境影響評価 | 47名 | 13名 | 27.7% |
| 3位:金属部門 金属材料・生産システム | 22名 | 6名 | 27.3% |
| 4位:農業 農業・食品 | 46名 | 11名 | 23.9% |
| 5位:生物工学部門 生物プロセス工学 | 13名 | 3名 | 23.1% |
参考:公益社団法人日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」
※総合技術監理部門以外の技術部門の結果です
2023年度は繊維部門の「紡糸・加工糸及び紡績・製布」で、50%以上の合格率となりました。
合格率の高い科目、低い科目は受験者数や出題される問題により変動するため、あくまでも2023年度の傾向として参考にしてみてください。
5. 【年代・学歴】2023年度技術士試験結果から分かる合格率の傾向

ここでは、2023年度の技術士試験結果から分かる3つの合格率の傾向をご紹介します。
あくまでも2023年度の傾向ではありますが「どのような方が合格しているのか」傾向を把握してみましょう。

5-1. 年代別では30~40代の合格率が高い
2023年度の技術士試験合格者の平均年齢は、42.8歳です。
技術士試験は30~40代の受験者数が多いため、合格率も30~40代で増えています。
| 年齢層 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 20代 | 2,001名 | 217名 | 10.8% |
| 30代 | 6,760名 | 890名 | 13.2% |
| 40代 | 6,907名 | 853名 | 12.3% |
| 50代 | 5,828名 | 600名 | 10.3% |
| 60代 | 1,275名 | 122名 | 9.6% |
| 70代以上 | 106名 | 8名 | 7.5% |
参考:公益社団法人日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」
過去5年の合格者の平均年齢を見ても、42歳~43歳で推移している状態です。
| 受験年度 | 試験合格者の平均年齢 |
|---|---|
| 2019年 | 43.3歳 |
| 2020年 | 42.6歳 |
| 2021年 | 42.5歳 |
| 2022年 | 42.8歳 |
| 2023年 | 42.8歳 |
技術士資格取得には一定の実務経験が求められるため、10代~20代前半では挑戦しにくい背景があります。
そのため、一定の実務経験を積んだ中間層が、ステップアップに狙える資格だと言えるでしょう。
5-2. 最終学歴は大学院の合格率が高い
技術士資格取得を目指す受験生の最終学歴は、大学院や大学、高専卒業者が多いです。
技術士の受験内容は専門性が高く、大学などでの学びが有利になる傾向があるからです。
| 最終学歴 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 大学院 | 9,361名 | 1,352名 | 14.4% |
| 大学 | 10,698名 | 1,125名 | 10.5% |
| 新旧高専 | 896名 | 95名 | 10.6% |
| 短大 | 251名 | 17名 | 6.8% |
| その他 | 1,671名 | 101名 | 6.0% |
参考:公益社団法人日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」
とくに、大学院を卒業していると、技術士試験の専門科目に通ずる研究や学びができるので、合格率が高くなると考えられます。
| 【大学院に通学した場合は最大2年の実務期間を短縮できる】 大学院卒業者の受験者数が多い背景には、学校教育法による大学院修士課程・博士課程に在学した場合(国内の大学院のみ)、2年を上限に実務経験を短縮できるルールがあります。技術士試験と関連性のある大学院で学んでいれば、実務経験を最大2年減らして技術士資格取得を目指せるため、受験者が増える一因になっています。 |
5-3. 勤務先は教育機関や自治体の合格率が高い
技術士資格取得を目指す受験生は、官庁や地方自治体、建設コンサルタントなど技術士が活躍できるフィールドで勤務している割合が多いです。
合格率は官庁や地方自治体、教育機関で高くなっています。
| 勤務先 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 官庁 | 573名 | 107名 | 18.7% |
| 地方自治体 | 1,933名 | 339名 | 17.5% |
| 教育機関 | 81名 | 13名 | 16.0% |
| 独立行政法人等 | 258名 | 31名 | 12.0% |
| 公益法人 | 560名 | 73名 | 13.0% |
| 一般企業等 | 7,654名 | 933名 | 12.2% |
| 建設コンサルタント業 | 11,650名 | 1,177名 | 10.1% |
| 自営 | 85名 | 10名 | 11.8% |
| 無職 | 83名 | 7名 | 8.4% |
参考:公益社団法人日本技術士会「令和5年度技術士第二次試験統計」
| 【官庁や地方自治体、教育機関で技術士資格を取得した人の所属先例】 • 国土交通省 • 市区町村の建設課・道路整備課 • 市区町村の水道局 など |
先輩社員のようにいち早く活躍したい思いが、合格に結びついていると考えられるでしょう。
6. 技術士試験の合格率が低い理由

ここまで見てきたように、技術士試験は合格率が低く、簡単には合格できない資格です。
中には9回、10回とチャレンジして合格できなかった受験生も見受けられ、難易度の高さが伺えます。
実は、技術士試験の合格率が低いことには、3つの明確な理由があります。
ここでは、技術士試験の合格率が低い理由をご紹介します。
あらかじめ理由を知っておくと合格率が低くなる理由を意識した対策ができるため、ぜひチェックしてみてください。
6-1. 理由1:記述式・口頭式という試験形式のハードルが高い
1つ目は、技術士試験は、記述式・口頭式(総合技術監理部門の一部のみ択一式)で試験を行うからです。
| 試験の形式 | 特徴 |
|---|---|
| 記述式 | 技術士としての基礎知識や応用力、問題解決能力などの問題に対して解決策や考えをまとめて文章で伝える形式 |
| 口頭式 | 試験管からの質問に対して自身の経験や知識を踏まえて技術士としての立場から適切な解答を口頭で伝える形式 |
学生時代に真面目に勉強に取り組んできた方こそ暗記や参考書に頼り知識を増やしたくなりますが、技術士試験は暗記では乗り越えられません。
多くの資格取得は学校教育の延長線上にあり知識の習得で対応できますが、正確な解答がない技術士第二次試験では必要なスキルが異なるのです。
| 【技術士第二次試験に必要なスキルの例】 • 技術士の役割に対する理解 • 自分の経験や考えを踏まえて論文の構成を考える、言葉にする知識 • 問題解決能力や応用力 |
だからこそ、技術士試験向けに勉強の取り組み方から理解する必要があり、ハードルが高くなってしまうのです。
また、技術士の第二次試験は記述式の筆記試験に合格しなければ、口頭試験に進めません。
2段階式の試験構造になっているため、合格率が低くなりやすい傾向があります。
6-2. 理由2:試験範囲が広く専門的な知識が必要になる
2つ目は、試験範囲が広く専門的な知識が必要になることです。
第二次試験の筆記試験(技術部門)は下記のように3段階に分かれており、基礎知識から応用力、問題解決能力まで幅広く問われます。
| 第二次試験(技術部門)の筆記試験の内容 | |
|---|---|
| 必須科目I | 現代社会が抱える問題について技術部門に必要な基礎知識で解決方法を提示し、遂行する提案を問う |
| 選択科目Ⅱ | 選択科目の専門的な知識と応用力を問う |
| 選択科目Ⅲ | 選択科目の問題解決能力、課題遂行能力を問う |
例えば、都市及び地方計画の選択科目Ⅲでは、下記のように毎年異なるテーマが出題されています。
| 【都市及び地方計画のテーマ例】 • 立地適正化計画、持続的な都市経営 • 都市のスポンジ化、空き家対策 • 復興まちづくり、防災まちづくり • 緑とオープンスペース、グリーンインフラ |
どのテーマが出題されるか分からないため「このキーワードを何となく知っている」レベルではなく、自分なりの改善策、課題定義ができる程度まで専門的な知識を習得しなければなりません。
また、技術士第二次試験は技術士に求められる資質能力をベースに評価するため、技術士としてのリスク管理能力、プロジェクトマネジメントなどの知識も必要です。
このように、専門的な知識を広く深く理解しなければならないため、どうしても合格率が低くなってしまうのです。
6-3. 理由3:採点方法のブラックボックス化で答案の改善が難しい
3つ目は、採点方法がブラックボックス化しているので答案の改善が難しいところです。
技術士の建設部門の場合、合格までに平均4回試験を受けると言われています。
中には9~10回受験しても、受からなかった声もあります。
試験を重ねても改善が難しく合格に近づけないのは、記述式や口頭式の採点方法がブラックボックス化しているからです。
採点マニュアルは存在しているものの「どのような点で加点されているのか」「どのような記述が評価されるのか」など、採点基準は公開されていません。
技術士試験を分析してどのような答案が求められているのかまで理解できていないと、どこを直せばいいのか分からずなかなか合格に近づけないのです。
7. 技術士試験の合格率を上げるコツ

技術士試験の合格率は確かに低いですが、事前に合格率を上げるコツを知れば遠回りを避けられるようになります。
ここでは、技術士試験の合格率を上げるコツをご紹介します。
技術士試験の勉強を始めるならこれだけは押さえたいコツなので、ぜひチェックしておきましょう。

▼技術士試験の詳しい勉強方法は下記の記事でより詳しく解説しています。
7-1. できる限り合格者に直接アドバイスをもらう
会社の先輩や友人など身近に技術士試験の合格者がいる場合は、直接アドバイスをもらいましょう。
「6.技術士試験の合格率が低い理由」でも触れたように、技術士試験は正確な解答がありません。
だからこそ、どのような考え方で論文を書いたのか、どのような点を意識したのかなど、合格者の実体験が合格への鍵となるのです。
実際に技術士試験合格者からも、先輩に意見を聞きながら進めたという声があります。

先輩社員や友人から直接アドバイスをもらうときには、今の課題や悩みに応じて下記のようなことを聞いてみるといいでしょう。
| 【先輩社員や友人への質問例】 • どのような点を意識して試験勉強をしたのか聞く • 実際に書いた論文を添削してもらう • 模擬面接をしてアドバイスをもらう |
例えば、過去問を解いてみてもどこを改善すればいいのか分からない場合は、先輩社員に添削やアドバイスを依頼すると、改善点が見つかる可能性があります。
7-2. 技術士試験に特化した学校や講座に通う
「6.技術士試験の合格率が低い理由」でも触れたように、合格を目指すには専門性の高い知識と試験形式に関する理解が必要です。
勤務している会社や友人に技術士資格合格者がいてアドバイスがもらえる環境がないと、独学での合格は非常に難しいです。
実際に独学で闇雲に勉強をして、なかなか合格できないと焦っている方も多いのです。
| 【独学で技術士資格合格を目指した人の声】 • 参考書を購入して闇雲に勉強したものの、いざ試験を受けると手応えがありませんでした。そのため、どのように勉強したらいいのか分からなくなり、焦りと不安を感じました。 • 漠然と白書を読み過去問を解くことを繰り返していましたが、2年連続不合格でした。独学で合格するための力を身につけるのは、限界だと感じました。 |
そこで、技術士試験合格を目指して適切な知識を身につけるためにも、技術士試験に特化した学校や講座に通うようにしましょう。
技術士資格に特化した学校や講座なら、技術士試験に向けた正しい勉強法から学べます。
また、専門性の高い分野であっても、独自のテキストなどを使い、試験に向けた対策ができます。
このように、技術士試験を目指すと決めたら独学でどうにかしようとしないで、技術士試験に特化した勉強のできる学校や講座を検討しましょう。
8. 「合格率49%(建設部門)」のオンラインスクール「技術士の学校」で効率よく合格を目指しませんか?

※技術士第二次試験(筆記)の建設部門が対象
ここまで解説してきたように、5大国家資格の1つである技術士試験は合格率が低いのが現状です。
だからこそ、資格保有の価値が高く、技術士と名乗ることができれば、周囲から一目置かれるようになるのです。
「合格率が低い」というだけで技術士資格を諦めるのではなく、効率よく合格を目指せる勉強方法を選択することが重要です。
技術士資格の建設部門に特化した「技術士の学校」は「少しでも早く」「効率よく」技術士合格が目指せるオンラインスクールです。
受講生の合格率は、驚異の49%。受講者の約2人に1人が約2.1回の受験で、技術士試験に合格しています。

※技術士の建設部門 第二次試験(筆記試験)の場合
※実践コースを受講して適切に修了した受講者等の割合
「技術士の学校」では、なぜ「早く」「効率よく」合格できる可能性があるのか、3つの秘訣を簡単にご紹介します。
技術士は合格率が低いからと今後のキャリアを諦めて欲しくないのが、私たちの思いです。
受講生の皆さまに寄り添い万全のフォロー体制を用意していますので、ぜひご覧ください。

8-1. 高い合格率を目指せる独自のカリキュラムを使用している
技術士試験合格を目指すときに、多くの方が悩むことが「勉強の方法」です。
技術士試験は他の資格と出題形式や考え方が異なるため「どのように勉強をするのか」「どのような知識を身につけるべきか」悩むかと思います。
「技術士の学校」は、大手建設コンサルタント会社で建設部門に従事した講師陣が、建設部門に特化したカリキュラムを作成しています。
| 【カリキュラムの特徴】 • 20年以上技術士試験に携わってきた講師陣がカリキュラムを作成 • 成績60%~80%の高得点答案データを分析 • 最新の動向も踏まえて常にアップデート • 採点マニュアルを踏まえた答案の書き方をレクチャー • 課題解決能力を定着させるディスカッションを実施 |
技術士試験に必要な知識を、「短期間」で「効率よく」学べるので、平均2.1回の受験回数で合格を目指せます。

平均10回の受験が必要なところを約半分の期間で合格を目指せるため、無駄なコストと労力がかかりません。
それだけでなく、いち早く技術士と名乗り活躍できるため、生涯年収や働き方にも差が出てくるでしょう。
「技術士の学校」では受講生の皆さまにいち早く技術士として活躍して欲しいからこそ、スピード感や効率のいい勉強にもこだわっています。
8-2. 同じ志を持つ仲間と切磋琢磨しながら合格を目指せる
技術士試験は効率よく学んでも一定の勉強量が必要なので、一人で黙々と勉強するとどうしてもモチベーションが低下しやすいです。
「技術士の学校」では「技術士になりたい」という同じ志を持つ仲間と交流できる場を設けています。
独学では「大変だな」と感じる勉強も、前向きに楽しみながら取り組めるでしょう。
また「技術士の学校」では、ワークやグループディスカッションにも力を入れています。
独学で勉強をしていると考え方の癖や修正するべきポイントに、なかなか気付くことができません。
「こんな考えもあるのか」「今度この方法で考えてみよう」など新たな発見の機会にもなり、仲間と切磋琢磨しながら合格を目指せます。
8-3. 忙しくても大丈夫!柔軟な受講形式&フォロー体制で合格をサポート
技術士試験の勉強に励む多くの方は、仕事と勉強の両立が課題になるかと思います。
「仕事をしながらスクールには通えない……」
「仕事で受講できないと置いていかれる気がする….」
などの不安を解消できるように、受講形式とフォロー体制を整えています。

通常のオンラインスクールは「動画視聴」が中心になりがちですが「技術士の学校」では、リアルタイムで質問、ディスカッションができるライブ型を用意しています。
同じ目標に向かい切磋琢磨する仲間と交流できるため、やる気やモチベーションアップにつながるでしょう。
また、随時質問ができるフォロー体制を用意しているため、分からないことがあっても解決をしながら勉強を進められます。
実際に受講生からも「オンライン形式で学びやすかった」「質の高い学びが受けられた」など嬉しい声をいただいています。

▼合格者のリアルな声も公開しています
「技術士の学校」では、これから技術士資格取得を目指す方に向けて無料体験クラスを用意しています。
ぜひ質の高いカリキュラムを体験してみてください。
9. まとめ
この記事では、技術士試験の合格率と合格率が低い理由を解説してきました。
最後にこの記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
〇2023年度の技術士試験の合格率は第一次試験が39.7%、第二次試験が11.8%
〇過去5年分からみる技術士試験の合格率はほぼ横ばい(第二次試験の場合)
〇2023年度の技術士試験では繊維部門の合格率が28.6%と最も高く、資源工学部門の合格率が4.3%と最も低い
〇2023年度の技術士試験の合格率の低い選択科目トップ5は下記のとおり
| 科目 | 合格率 |
|---|---|
| 1位:電気電子部門 電気設備 |
4.2% |
| 2位:情報工学部門 情報システム |
5.8% |
| 3位:情報工学部門 ソフトウェア工学 |
6.6% |
| 4位:情報工学部門 コンピュータ工学 |
6.7% |
| 5位:情報工学部門 情報基盤 |
6.9% |
〇2023年度の技術士試験の合格率の高い選択科目トップ5は下記のとおり
| 科目 | 合格率 |
|---|---|
| 1位:繊維部門 紡糸・加工糸及び紡績・製布 |
53.8% |
| 2位:環境部門 環境影響評価 |
27.7% |
| 3位:金属部門 金属材料・生産システム |
27.3% |
| 4位:農業 農業・食品 |
23.9% |
| 5位:生物工学部門 生物プロセス工学 |
23.1% |
2023年度の技術士試験から分かるその他の傾向は下記のとおり
1.30~40代の合格率が高い
2.最終学歴は大学院の合格率が高い
3.勤務先は自治体・行政機関の合格率が高い
〇技術士試験の合格率が低い理由は下記の3つ
1.記述式・口頭式という試験形式のハードルが高い
2.試験範囲が広く専門的な知識が必要になる
3.採点方法のブラックボックス化で答案の改善が難しい
〇技術士試験の合格率を上げるコツは次の2つ
1.できる限り合格者に直接アドバイスをもらう
2.独学での合格は難しい!技術士資格に特化した学校に通う
技術士試験は合格率が低い試験ですが、その分資格の価値が高く、スキルや年収アップなどにつながります。
技術士試験は勉強方法を工夫すれば、合格にぐんと近づけます。技術士試験(建設部門)の二次試験の勉強方法にお悩みの場合は、お気軽に「技術士の学校」にお問い合わせください。
筆記試験は、9割近くの受験者が不合格になる非常に難しい試験です。さらに、受験者から採点方法がみえにくいため、対策・改善の方向性等がわかりにくい試験です。対策・改善の方向性等がわからなければ、何度受験しても不合格になってしまいます。
一方、「建設部門」では、技術士の学校の合格率は46%(女性の合格率73%)(令和元年度〜令和6年度)と多くの方が筆記試験を通過しています。 勉強の方法がわからない方、早く合格したい方、試験にあまり時間をかけたくない方等は、技術士の学校の筆記試験対策講座を受講してみるのはいかがでしょうか。
講座の受講を検討している方に向けて、オンライン上で無料の体験クラスも開催しています。
技術士の学校の合格実績(建設部門)
【令和元年度〜令和6年度 筆記試験合格実績】
(建設部門)
通常の合格率10%程度
合格率 46%
女性の合格率 73%
※実践コース受講者等
合格者 153人
女性の合格者 33人
合格率が通常の5倍!2年早く技術士を取得!
技術士試験は、厳格な国家試験で、筆記試験は合格率10%程度の非常に難しい試験です。
このため、5回以上受験しても合格できないこともざらにあり、途中で諦める方も少なくないのが現実です。
累積すると、毎年の勉強時間だけでなく、受験手数料もそれなりの負担になります。
「技術士の学校」の筆記試験対策講座では、筆記試験の正しい勉強方法に加え、必須科目を中心に重要キーワードの体系的な理解を深めることで、最短ルートの合格を提供します。
「技術士の学校」なら通常よりも合格率が5倍、2年早く技術士を取得し、貴重な時間を無駄にしません。
全国どこからでも受講可能なオンライン講座(リアルタイム形式)です。
カリキュラム開発(建設部門)
下所 諭 (げしょ さとし)
技術士(建設部門、総合技術監理部門)
大手建設コンサルタント会社で13年間勤務。広島大学 客員准教授 (2017~2024年)。
大手建設コンサルタント会社在籍時から含めて、10年以上、技術士の取得支援に携わっています。知見が集積する大手建設コンサルタント会社等でないと合格が難しいですが、多くの受講生を技術士の取得に導いています。
成績90%の高得点答案データを分析!

※答案は受講生が筆記試験後に再現したもので、点数は公益社団法人日本技術士会に問い合わせて確認したものです。
キーワードの記述例(サンプル)

※キーワードの記述例はⅠ必須科目(建設部門)における重要な4テーマについて、それぞれ10個以上、計50個以上を整理。
<クラス内容の一例>合格の最短ルート!筆記試験のキーワード学習動画(サンプル)
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<クラス内容の一例>建設部門I必須科目 重要テーマ
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<クラス内容の一例>一瞬でわかる!合格する論文構成の考え方
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合格者インタビュー
羽場内 玲さん 都市及び地方計画 コンサルタント会社 東京都在住
髙野 健人さん 都市及び地方計画 建設コンサルタント 大分県在住
合格者インタビュー(建設部門)

澁谷満博さん 施工計画、施工設備及び積算 奥村組土木興業株式会社 大阪府在住
半年前には手の届くはずのない資格であったはずが、諦めなければ必ず取得できる資格になったと感じた。
澁谷満博さん 施工計画、施工設備及び積算 奥村組土木興業株式会社 Q.なぜ「技術士の学校」を受講されたのでしょうか? 現場監督として従事していた私には技術士は…

清水里美さん 都市及び地方計画 建設コンサルタント 宮城県在住
効率的に勉強して、早く合格したかった。自分にプレッシャーをかけて力に変えた。
清水里美さん 都市及び地方計画 建設コンサルタント Q.なぜ「技術士の学校」を受講されたのでしょうか? 効率的に勉強して、早期に合格したかったです。 建設コン…

平田周作さん 施工計画、施工設備及び積算 大手ゼネコン 岡山県在住
実際に自分の目で、真剣に試験勉強している受験生を見ることがモチベーションに繋がった。
平田周作さん 施工計画、施工設備及び積算 大手ゼネコン Q.なぜ「技術士の学校」を受講されたのでしょうか? 何度も不合格になり、これまでの自身の勉強方法が良く…

當山真由美さん 都市及び地方計画 合同会社ユーエスディラボ 沖縄県在住
地方では情報を入手しにくかった。実務経験だけでは知り得ることができない幅広い技術を学ぶことができた。
當山真由美さん 都市及び地方計画 合同会社ユーエスディラボ Q.なぜ「技術士の学校」を受講されたのでしょうか? 特に地方では試験に関する情報が少なく、独学での…

久松貞之さん 道路 株式会社アサヒコンサルタンツ 茨城県在住
論文構成やキーワード記述例も学習できるため、答案の書き方が分からない人は講座の受講が有効と思った。
久松貞之さん 道路 株式会社アサヒコンサルタンツ Q.なぜ「技術士の学校」を受講されたのでしょうか? 技術士を取得して、専門家としての信頼性を高め、業務の質を…

加藤慶太朗さん 鋼構造及びコンクリート 製造業インフラ関連部署 愛知県在住
製造業に所属する私でも建設部門の技術士を取得できた。建設業で専門的な仕事をしている方は真剣に受験すれば合格できると感じた。
加藤慶太朗さん 鋼構造及びコンクリート 製造業インフラ関連部署 Q.なぜ「技術士の学校」を受講されたのでしょうか? 専門分野を明確に持ちたいと思い、技術士を取…

大西絢子さん 建設環境 株式会社竹中土木 東京都在
仕事、家事、育児と山盛りの毎日を過ごす中で、1分1秒も無駄にできない。
大西絢子さん 建設環境 株式会社竹中土木 Q.なぜ「技術士の学校」を受講されたのでしょうか? 仕事、家事、育児と山盛りの毎日を過ごす中で、1分1秒も無駄にでき…
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