技術士合格のメリットMelit

技術士は、技術士法に基づく国家資格です。
技術士の資格取得は様々なメリットがありますが、特に以下が重要と考えます。

メリット1

年収・市場価値の向上

特に建設コンサルタントでは技術士を取得すると、会社から資格手当として一定の金額が支払われ、年収が増加するケースがほとんどです。
また、業界内で別の会社に転職を考えた場合も、技術士さえ持っていれば、他の会社から多くの引き合いがあり、市場価値が高くなります。一方、技術士を持ってない場合は、業界内での転職がかなり不利になります。
技術士を早期に取得すれば、それだけ大きな金銭的な見返りが得られるということで、研修等の先行投資をしても回収できます。これは「技術の学校」に限ったことではなく、他の研修や参考書等も同じことです。
そして、早期に技術士を取得すれば、長期にわたり試験に煩わされることがなくなり、他のことに時間を使うことができます。

メリット2

顧客からの信頼

顧客の信頼を得ることは、コンサルタントや技術者にとって非常に重要です。通常、顧客の信頼は一朝一夕では得ることができず、誠意ある対応の積み重ねが必要になります。技術者として、若ければ若いほど、顧客は本当にこの人で大丈夫だろうかと思い、信頼を獲得するために相応の努力が必要になります。
しかし、技術士を取得して、それを名刺に記載しているだけで、初対面の顧客からも信頼、評価を得ることができます。最初から顧客の信頼を得ていることで、顧客との調整がスムーズになり、円滑な業務遂行に繋がります。

メリット3

社内での立場向上

多くの会社では、技術士の取得は社内での昇進昇格のチャンスに繋がると考えます。資格取得により社内の信頼を得ることで、社内で協力してくれる人も増えるものと考えます。
また、年齢に関わらず、管理技術者になるチャンスや、技術提案を行うチャンスが必然的に増えてきます。これには、一定の責任も伴いますが、その分、自分の好きなように仕事が進められます。
チャレンジングな仕事が好きな人は、技術士を取得した方が、チャレンジングな仕事を担当する機会が増え、さらに成長する機会を得ることができるものと考えます。
10年、20年経過したときは、チャレンジングな仕事を続けてきた人と、そうでない人との差はひっくり返せないほど大きくなります。

メリット4

折れない自信

技術士は、科学技術の権威的国家資格です。
私たち技術者は、日々の仕事の中で、好調なときもあれば、苦しいときもあります。
そして、苦しいときに支えてくれるのが、折れない自信です。
技術士試験に向けて努力した経験、試験を通過した経験、そして高度な技術者である技術士として認められたということは、折れない自信に繋がります。困難な状況に置かれても、自分が技術士であるということに立ち戻ることで、立ち向かう自信を得ることができるものと考えます。